“塩切り鮒”の予約販売を行っています。
 詳しくは、
“ここをクリック””を
ご覧ください。
“内臓部分は、卵を傷つけないように、えらのところから取り出します。”
“桜の横にそびえ立つのは八幡祭の「松明」”

 近江八幡の八幡掘は、約400年前、近江八幡の開祖・豊臣秀次が開削した八幡城の内堀で、琵琶湖と市中をつなぐ水路として大きな役割を果たしました。その後、急速に進む都市化、陸上輸送の発展により、運河としての役割を終え荒廃してしまいましたが、市民のたゆまぬ努力によって、現在の美しい八幡掘を取り戻し、支えています。
(参考文献:「エプタ」第15号 2004年1月1日発行)

“お濠の桜も見事です♪”
“桜越しに見える天守閣は春ならではの風情があります”
試食された方からは
“魚の臭みが全くない”
“冷めてもおいしい”など絶賛の声が…
“瀛津島神社から”琵琶湖を望む
“島西側の桜並木”−琵琶湖に迫り出すように咲き、まるで桜のトンネルのようです♪
★ あなたの一口が琵琶湖を救います ★
“試食会ではタルタルソースを添えてみて…”
“食べ歩きしやすいようにカップで♪”
“春の沖島”

 厳しい冬が過ぎ、小アユ漁やフナ漁が始まると、“沖島の春”到来です。
 沖島の春は、島の所どころに桜が咲き、山では“蕨”、“筍”、“よもぎ”などの山菜も採れたり・・・と
 のんびりとした懐かしい春の風景に出逢えます。

H23年・春の話題
 “沖島コロッケ”この春デビュー
  昨年12月に開催されました「第5回 企業&NPO協働アイデアコンテスト」において、“最優秀賞”をいただきました“外来魚コロッケ”が、この春、“沖島コロッケ”として、いよいよデビューいたします!
 この企画は、外来魚の栄養価の高さに着目し、外来魚の利用価値を高め琵琶湖の環境保護に役立てるとともに、沖島の活性化を目的として、NPO法人「近江八幡市中間支援センター」のご協力を得て、推進してまいりました。
 受賞以来、「より美味しく・・・」、「観光地での食べ歩き用スナックに・・・」と、竃リ場 ひさご寿司さんの監修のもと、いろいろ改良を重ねてきました。
★沖島コロッケ★
ブラックバスのすり身におからと牛乳を加えたクリームコロッケ風♪

 一口サイズで、プレーン(塩味)とカレー味の2種類♪

 今回は、5月22日(日)に近江八幡市安土町桑実寺の「安土文芸の郷」で開かれる“つながり広場2011”で、試食をかねて販売をさせていただき、夏以降から市内観光地での販売を目指しております。ぜひ、ご賞味くださいませ。

 ★ 先日、「試食会」が開催されました。
 
 桜風景
  沖島の桜 
    沖島の桜は、今年も見事に花を咲かせました。今年は、例年より、やや遅めでした。
    沖島では、島のいたる所で桜が楽しめますが、特に西福寺を抜けて島の西側の桜並木は見事です。
     (H23年4月13日撮影)

  また、沖島近辺の観光地の桜も見事です。毎年、多くの観光客で賑わいます。
  沖島に来られた際に、少し足を伸ばしてみてはいかがですか・・・♪
  国宝彦根城 
  彦根城は、井伊直弼・直孝によって約20年の歳月をかけて、1622年に完成した名城です。天守、付櫓および多聞櫓が
  国宝、太鼓門および続櫓、天平櫓、西の丸三重櫓および続櫓、二の丸佐和口多聞櫓、馬屋が重要文化財に指定されて
  います。(参考文献:「Shiga Nabi」滋賀県商工会議所・編)
 
 近江八幡 八幡掘 
 
〜〜春の風物詩〜〜〜〜〜
小アユ漁
 小アユ漁は、“細目小糸漁”とよばれる刺し網漁で4月ごろから盛んになります。沖島では、刺し網にかかった魚を独特の方法ではずします。漁船に高く組まれた足場に網を掛け、その網を振るって魚をはずすのです。他で見られることもありますが、この方法は沖島発祥の方法です。そのため、この漁が始まる頃になると、漁船に高い足場が組まれはじめ、まさに沖島の春到来を告げる風景といえます
 また6月の決められた期間ですが、今はあまり行われない“沖すくい網漁”も行われます。沖すくい網漁とは漁船の舳先にとりつけた大きな網で、アユの群れごと、すくい取る漁法です。熟練を要する漁法です。
塩切り鮒の仕込み

 “塩切り鮒”とは「ふなずし」の材料となるもので、春に獲った琵琶湖産の天然“ニゴロブナ”を丁寧にウロコと内臓を取り、3ヵ月程度塩漬けにしたものです。このころの鮒は卵を抱えており、「ふなずし」の中でも特に美味とされています。
 毎年、春が来ると、“塩切り鮒”の仕込み作業が始まります。水揚げされたばかりのニゴロブナを傷つけないように仕込むのは、とても手間のかかる作業ですが、美味しい「ふなずし」を作るには、手の抜けない重要な工程のひとつです。

沖島の桜
 沖島の桜の開花は、少し遅めで毎年4月に入ってから咲き始めます。(写真はH22.4.6撮影)
 島にはあちらこちらで桜が楽しめますが・・・特に西福寺を抜けて島の西側の桜並木は見事です。またケンケン山の登山道にある“お花見広場”では、お花見をしながら比良山系・比叡山を望む景色が楽しめます。
春祭り
 「秋祭り」と同様、昔から島民が集う行事のひとつです。今年は5月2、3日に行われます。お天気が良ければ、御神輿が船に乗せられ、休暇村までを往復します。

〜〜春の味覚〜〜〜〜〜
“小アユ”
 琵琶湖のアユは、春に琵琶湖から川をのぼって大きくなるアユと、琵琶湖で生活して大きくならないアユがいます。大半はこの大きくならないアユで、小アユと呼ばれ、春に漁の最盛期を迎えます。
 小アユは、佃煮として食されるのが一般的ですが、島では、天ぷら、唐揚げ、南蛮漬けなどにしても頂きます。小ぶりなので骨が柔らかいのは元より、アユ独特の風味もしっかり味わえる逸品です。
※小アユの佃煮(若煮)は漁協会館前の「湖島婦貴の会」屋台または通販でお買い求めいただけます。
“鮎山椒入り若煮”
“山菜・たけのこ”   
 沖島では、“山菜”は4月から、“たけのこ”は5月頃から出始めます。
 「煮物」にして頂くのが一般的で、山菜に小芋・ニシン(または油揚げ、棒だら)・たけのこ・ふき・赤こんにゃくなど5品くらいを一緒に炊いて頂きます。
“蕨(わらび)”
“よもぎだんご”
 沖島に自生している“よもぎ”を摘んで作ります。中は餡子の丸いおだんごです。また、“さとだんご”と言われるもち粉によもぎと黒砂糖を入れて練ったおだんごも春の沖島の味です。

《参考文献》
・ 「琵琶湖の幸 読本」 平成19年9月発行 滋賀県漁業協同組合


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