“瀛津島神社 紅葉風景”    

 例年10月下旬〜11月中旬にかけて、瀛津島(おきつしま)神社の楓もあざやかに色付いてきます。(写真は11月中旬頃です)
 
 瀛津島(おきつしま)神社の歴史は古く、和銅5年(西暦712年)、元明天皇の勅使のもと、航海の安全・五穀豊穣を祈願するため、藤原鎌足の子、右大臣淡海公藤原不比等により社殿が建立されました。(瀛津島神社についてはこちらへ・・・

    淡海(あふみ)(うみ) 夕浪千鳥汝(ゆうなみちどりな)が鳴けば 心もしのに いにしへ思ほゆ”  
                                            
柿本人麻呂(万葉集) 
    “おいつしま 守りの神やいますらん 波もさわがぬ わらわえの浦”
 紫式部 (神社境内木製の碑に記載)

 このように沖島を詠んだ歌も数々残されています。このような歌を思い浮かべながら、紅葉を楽しむのはいかがでしょうか・・・
































  戻る
   

《参考文献》
・ 「沖島物語」 西居正吉 著